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慰霊巡拝の未来

先の世界大戦の最大の特徴は、戦没者(日本軍)のなかで半数を超える人たちが死の原因が戦闘行動という人、言い換えれば名誉の戦死なのではなく、死因が餓死だったのだという事実に他ならない。
極めて熾烈で想像を絶する戦いが行われた戦地を自分自身で訪れて、その時の兵士や一般の人の絶望と苦渋を感じてみたいと思い、私はこの巡拝ツアーに行きました。
戦没者のご遺族たちに向けて、実際に大戦で主要な戦場だった陸上或いは遺骨の収集が困難な海の上などにおいての戦没者に対する慰霊巡拝を挙行するといったことを主な使命とさせていただいています。
日本ソロモン会においては、主にソロモン諸島方面の戦友更には有志者の方々が集合して、戦没者の慰霊巡拝や日本に未返還の遺骨に関する情報を集めたり、ソロモンの人々との間に親善関係を築くよう長い間専念してきたのです。
たまたま仕事の都合で沖縄在住となるチャンスに恵まれたことで、この沖縄には戦争末期の沖縄戦犠牲となり亡くなった人々の慰霊碑といったものが、非常に多く存在すると知りました。


繰り返される戦争という人間という存在が生じさせる災禍となれば、どのように人間の尊厳が破壊されてしまうか。亡くなった戦没者の方の数を認識する事があるたびに、このようなことを痛感する。
日本軍でのすべての戦没者の数、さらにその中での戦病死もしくは戦死等のそれぞれ割合がどうだったかは、戦争自体が我が国の敗北で終わったことも当然あり、キッチリと数えるというのは非常に難解な問題だ。
例年ガダルカナル島への戦没者慰霊ツアーにつきましてはお陰様でたくさんのお客様達のご参加をいただいております。本年も忘れられない場所を訪問しつつ、印象深い戦没者慰霊ツアーを提供します。
行政としては、戦没者慰霊の為、遺族を対象として巡拝ツアーを実施しています。この巡拝事業は、遺族が参加する際の旅費の1/3に当たる金額を援助するというものです。詳しいことはどうぞお問い合わせ下さい。
戦没者の方たちというのは日本の国を守るため尊い命を失ったのだから、本当は日本人のどなたでもツアーを組み現地に行ってちゃんと慰霊する事が出来るようにするべきだろうとの思いがやまない。


もちろん実際に慰霊巡拝の旅に出るためには、ちゃんと処理しないといけないことも多いし、前倒しでやっておく様々な事がかなりあるわけだけれども、やはり都合をつけて巡拝に行けるようにしています。
通常外出する事さえ面倒がる歳なのですが、実際に両親が慰霊の旅をしていく内に徐々に、『ガダルカナルにもぜひ』との気持ちが高まり、この戦没者慰霊巡拝ツアーを探し、見つけました。
グアム行きのツアーは日本から来た旅行者というのも多く、日本語を話すガイドさんがいるというケースもあり、言葉の面を心配する事はほぼ無く、当日はツアーバスで島々をまわりいくつかの慰霊場所に立ち寄ります。
日本政府が実施した当該の戦域においての戦没者の遺骨収集事業ならびに慰霊巡拝への参加経験がない人、さらに今までに当該戦域を訪れた事がない人がまず一番に優先される事になっています。
「シドニー日本人会」という団体が例年カウラの地で戦没者慰霊のためのツアーを開催されている事を聞いて、ツアーに日本から参加できるか聞くと、二つ返事で来て良いと言って下さった。